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離婚後の生活の不安について

「夫からモラハラを受けているけど、専業主婦だから離婚後の生活が不安です」といった相談をよく受けます。もしかして読んでいただいているあなたもこのような不安を抱えているのかもしれません。

このことについて、私の考えを書いてみます。

私が離婚するか決めるポイントとしてよく言っているのは

①離婚後に経済的自立ができるか　
②このまま一緒に結婚し続けることがあなたにとって不幸かどうか

という２点です。

１　離婚後の生活の不安

今回の記事のテーマはこの①離婚後に経済的自立ができるかに関わってきます。

「離婚後の生活」

これは、離婚をして自由になりたいと願う人にとって一番不安に思うところで、私が離婚のご依頼をお請けするにあたって、私が重視するところの一つです。

今現在家の外での仕事をしていない方でしたら、特に「どうやって収入を得よう」と考えるのが当然ですし、モラハラをするような夫だった場合、「お前は外では何もできない」「俺がいないと何もできない」と言いがちですので、被害に遭っている方はなおさらと思います。

確かに、離婚は一つだった財布を２つにする側面があるので、離婚後一時的に経済的にしんどくなることは可能性としてあります。

ただ、今の日本の場合社会保障制度や就労支援制度がきちんと備わっていることや、特に地方での求人難から、経済的な自立はそこまで難しいものではないかなと思います（離婚に関する経済的支援については、また記事を改めて説明させていただこうかなと思います。）。

また、離婚時の財産の精算をきちんとおこなうことで、経済的自立の助けにすることが可能になります。

ただ、この離婚後の生活の不安はとても大事な問題なのですが、個人的にはそれを差し置いてもまずこの結婚生活が不幸か、あなたにとって害になっているかどうかを考えないといけないと思います。

たとえば、DVや強いモラハラなど、このままの状態が続けば、あなたの権利が侵害され続けた状態が続いてしまうので、離婚後の生活不安よりも今の状態から解放する事の方が大事かなと思います。

離婚においては、とくに専業主婦をされている方や、モラハラなどの被害を受けてしまっている人にとって、分からず不安になることがたくさんあるかと思います。

当事務所は、初回相談を無料としていますので、お気軽にご相談いただければと思います。