弁護士とカウンセラーの違い
弁護士とカウンセラーは、よく比較される仕事かなと思います。
一見、カウンセラーと弁護士は似たような事を行っているように思えるかもしれませんが、
実際には大きく違いがあります。
当事務所は、弁護士的アプローチとカウンセラー的アプローチの両方から
問題の解決をしたいと思っていますが、よく混同されてしまうので、
ここでは、その違いについて説明をしたいと思います。
弁護士とカウンセラーの大きな違いは、問題に対するアプローチの仕方です。
弁護士は法的側面からアプローチするのに対して、
カウンセラーは心理的な側面から夫婦の関係にアプローチをするのです。
例えば、弁護士は、依頼者の相談に対して法的手続きを使って相談をされる方が抱えている問題や
悩みを解決する仕事ですから、弁護士と相談者様とで方針をお示しする必要があります。
また、相談者の方にあまりよい回答でなくても、厳しい見通しを伝えなければなりません。
他方で、カウンセラーのアプローチは傾聴が基本です。
相談者の方の悩みを解消するための解決策を示したり、意見を求められる仕事ではありません。
しかし、相談者の方が考え方を少し変える、気づきがあれば良い方向になるような場合には
傾聴に加えて、相談者の方、自らがその答えにたどり着けるように導きます。
当事務所では、弁護士の役割とカウンセラーの役割の両方が、
適切な離婚案件の処理に必要なものと考えています。
当事者の心情に配慮しつつ、法的な側面からの方針の提案をすることこそ、
案件をソフトランディングさせる為に必要なものと思いますし、
場合によれば離婚以外の解決法を含めた適切な措置がとれると考えるからです。
当事務所では離婚に関する初回相談(60分)を無料にしております。
どのような悩みでも大丈夫ですので、まずはお気軽にご相談ください。