離婚に伴う不動産の処理が問題になった離婚
依頼者:女性 40代
相手方:男性 50代
争点 :財産分与
経緯
離婚等の話は決まっていたのですが、財産分与とくに不動産をどうわかるかで争いが起きていました。
依頼者様は、現在住んでいる環境を生活の基盤としており、ご自宅の取得を望んでいましたが、相手方がローンを組んでいた手前、どのように処理をすれば良いかわからず、協議が滞っていました。
対応
ご依頼を受けて双方から財産分与についてのヒアリングを行いました。
依頼者様はローン負担についての考えがあり、相手方もそれを確認できるならということで、着地点を見いだすことができました。
結果、依頼者様が自宅不動産を取得し、ローンの名義変更はしないまでも、そのローン相当額を相手方に月々支払うということで、早期に離婚をすることができました。
ポイント
財産分与の際によく不動産をどうするかが問題になります。
不動産の処理に関しては、ローン額が不動産価格を超える場合どうするか、その場合のわけかたをどうするかなど、専門的かつややこしい問題が多く、ご本人様だけだけだと混乱してしまうことが多々あります。
不動産整理が問題になる場合は、弁護士に相談されて早めに情報を整理されることをおすすめします。
平成20年3月 広島大学法科大学院卒業
平成21年9月 司法試験合格(63期)
離婚問題・男女問題は、どうしても感情的になりやすく、一人で考えていたのでは問題が絡んでいく傾向があります。また、DVやモラハラがある場合、すでに夫婦間で上下関係が定まっていますから不利な条件を押しつけられがちです。調停手続も法律知識が必要ですのでご不安な事もあるでしょう。事件解決のパートナーとして、あなたの不安や問題を適切に解決することのご協力をさせていただければ幸いです。
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