拒否反応を示していた子供との面会交流を実現させた事例
依頼者:夫 20代
相手方:妻 20代
争点 :離婚、親権、面会交流の実施
経緯
離婚事件中にお子様が、相手方になる別居中の親との面会を強く拒否し、面会交流ができなくなっていた案件です。
離婚をしても円満な親子関係は実現すべきである案件であった為、様々な工夫と手間をかけて、親子関係の修復をはかりました。
その結果、親子関係が修復され、最終的に関係当事者全てが納得する円満な離婚が実現出来ました。
対応
お子様は、相手方になる別居中の親への拒否反応を示していましたが、その親に問題行動が見られませんでした。
そこで、依頼者様のご理解を得た上で、お子様の好きなものや遊びを通じて、徐々に慣れさせ、親子関係の修復をはかる方法を行いました。
結果、お子さんと両親の関係は修復され、離婚についても双方の想いが反映された円満な離婚を実現することができました(離婚成立、親権取得、今後の円満な面会交流実現の約束など)。
ポイント
お子様がおられる案件では、両親の対立が強くなる傾向がありますが、お子様にとってはご両親の不仲の影響は最小限にすべきかと思います。
親子関係の心理的調整は手間な作業ですが、お子様の将来、事件関係者の利益の最大化の為、その手間を惜しんではならないとおもっています。
またこの解決は相手についた弁護士の決断や協力無くしてはできなかったと思います。戦うべきか調整するか見極めのできる弁護士に依頼される意義が分かる案件だと思います。
平成20年3月 広島大学法科大学院卒業
平成21年9月 司法試験合格(63期)
離婚問題・男女問題は、どうしても感情的になりやすく、一人で考えていたのでは問題が絡んでいく傾向があります。また、DVやモラハラがある場合、すでに夫婦間で上下関係が定まっていますから不利な条件を押しつけられがちです。調停手続も法律知識が必要ですのでご不安な事もあるでしょう。事件解決のパートナーとして、あなたの不安や問題を適切に解決することのご協力をさせていただければ幸いです。
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