適正額の不貞慰謝料を回収をすること、今後の接触をしない旨の約束を取り付けた事例
依頼者:女性 20代
相手方:女性 20代
争点 :慰謝料
経緯
不貞をした相手方に対して慰謝料請求を請求した案件です。
相手方の今までの挙動から信用できないことから、依頼者様としては今後の相手方の接触をしない旨の約束を望んでいました。
この案件では、相手の自宅がわからないという特殊な問題もありました。
対応
受任通知を相手方自宅に送りましたが、返答がありませんでした。
調査の結果、ご実家への接触はある模様でしたので、そちらを経由して交渉を開始しました。
相手方は、金額を大幅に減じて欲しい旨を述べてきましたが、これには応じませんでした。
しかし、粘り強く交渉をし、最終的に適正額といえる150万円を回収することと、先方には今後依頼者、並びに依頼者の家族に近づかないようにする旨の約束を取り付けることができました。
ポイント
不貞をした相手方に対しては、二度と関わって欲しくないと考えるのが通常だと思います。
慰謝料請求をするにあたっては、この様な条項に加えて特殊な要望を記入することが多くあります。
確かに全てかなえることは難しかったりしますができる限り実現したいと思いますので、この様な条項を入れて欲しいと思われる方はおっしゃっていただけたらと思います。
平成20年3月 広島大学法科大学院卒業
平成21年9月 司法試験合格(63期)
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