不貞慰謝料額に争いはないが、解決方法に争いがあった事例
依頼者:女性 40代
相手方:女性 40代
争点 :慰謝料
経緯
相手方代理人から不貞をしたとして請求を受けた依頼者様からの依頼です。
特殊な案件で、金額自体には争いは無かったのですが、当事者間にその解決方法に争いがありました。
依頼者様はこのままでは解決できないとしてご依頼をされました。
対応
ご依頼を受けて相手方代理人に受任通知を送り、解決方法について協議を行いました。
幸い相手方代理人も解決方法について悩まれており、話はスムーズに進みました。
最終的に双方合意の元裁判上の和解をすることになり、事件は無事解決しました。
ポイント
慰謝料をはじめとした紛争については、解決方法を巡って事件解決ができない場合があります。
この場合は、双方の希望を元に折衝をして方法を考えることになるのですが、そこでも慰謝料額と同じ程度の調整が必要になることがあります。
今回のケースでは、双方が代理人に依頼し、また相手方の代理人も調停可能なタイプであったことから速やかな解決をすることができました。
平成20年3月 広島大学法科大学院卒業
平成21年9月 司法試験合格(63期)
離婚問題・男女問題は、どうしても感情的になりやすく、一人で考えていたのでは問題が絡んでいく傾向があります。また、DVやモラハラがある場合、すでに夫婦間で上下関係が定まっていますから不利な条件を押しつけられがちです。調停手続も法律知識が必要ですのでご不安な事もあるでしょう。事件解決のパートナーとして、あなたの不安や問題を適切に解決することのご協力をさせていただければ幸いです。
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