不貞慰謝料を請求された依頼者について適正額かつ4年間の分割弁済での解決を実現したケース
依頼者・相手方・争点
依頼者:男性 30代
相手方:女性 30代
争点 :不貞慰謝料
経緯
不倫の慰謝料請求で訴訟提起されたという案件です。
依頼者は不倫をしておりそのことで相手方から500万円の一括弁済の訴訟を起こされました。
しかし、依頼者にこれを払う資力もなく、請求されている金額も過大であったことから相談に来られました。
相談を受け、訴訟をされていたことから、その手続きの中で妥当な解決を図ることにしました。
対応
事件を進める中で、先方の問題点も明らかになりましたのでこれを主張しました。
結果、金額を大幅に下げ、又弁済について4年間の分割弁済に抑えることに成功をしました。
ポイント
不貞をした場合、不貞慰謝料が発生することについてはしょうがありません。
しかし、その金額は適正な金額に決める必要がありますし、払うにしても無理のない形にする必要があります。
今回の案件では、双方の事情や払う者の能力を出すことで、妥当な解決を導くことができたように思います。
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平成20年3月 広島大学法科大学院卒業
平成21年9月 司法試験合格(63期)
離婚問題・男女問題は、どうしても感情的になりやすく、一人で考えていたのでは問題が絡んでいく傾向があります。また、DVやモラハラがある場合、すでに夫婦間で上下関係が定まっていますから不利な条件を押しつけられがちです。調停手続も法律知識が必要ですのでご不安な事もあるでしょう。事件解決のパートナーとして、あなたの不安や問題を適切に解決することのご協力をさせていただければ幸いです。